親知らずは、なるべく早めに抜いた方が良い場合が多いような気がします。

こんにちは。

大阪府茨木市、上原歯科副院長の上原行博です。

 

さて、またまた『親知らず』の話です。

 

しつこいようですが、

親知らずが気になる方は、『親知らず』のページも読んでみて下さいね!

http://www.uehara-dental.com/oyashirazu/oyashirazu.html

 

当院では、副院長が日本口腔外科学会の専門医と言うこともあり、

紹介を希望される場合を除いて、ほぼすべての患者さんの親知らずを

当院で抜歯治療させていただいています。

 

健康な患者さんであれば、大学病院の口腔外科への紹介や近隣の口腔外科への

抜歯による紹介はほぼありません

 

働いておられる方にとっては、

当日に抜歯することがほぼ不可能な大学の付属病院や

午前や午後の限られた時間にしか抜歯治療のできない病院がほとんどですので、

紹介先の大学病院や病院の口腔外科へ通院することは、

正直なところ、なかなか難しいものではないでしょうか。

 

そのため、当院では親知らずを抜歯した患者さんによる紹介などもあり、

ほんとうに数多くの患者さんが親知らずの抜歯治療に来院されています。

 

さて、前置きが長くなりましたが、

先日来られた患者さんのパノラマレントゲン写真です。

(画像写真は、患者さんの同意を得た上で使用させていただいています。)

 

表 示(クリック!)

 

全体的に見ると、大きな治療をした感じもなく、

非常にきれいな歯の状態のように見えます。

でも、右側をよく見てみると…。

親知らず.001.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右の上下ともに、親知らずの前にある歯(第二大臼歯)が、

大きなむし歯になっています。

赤い矢印の部分がむし歯で黒く抜けて写っているのがわかります。)

 

残念ながら、この大きさまでむし歯が進行してしまうと

歯の神経を取り除くための、抜髄と呼ばれる治療が必要になってしまいます。

 

コムネットファイル.001.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

上のレントゲン写真と見比べると、黒く抜けて写っている歯髄と呼ばれる部分にまで

むし歯で黒く抜けた感じが進んでしまっている様子ががわかります。

 

こうなってしまうと、右のイラストのような器具を使って、

抜髄と呼ばれる神経を取り除くための治療が必要になってしまいます。

 

エンド試適.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

上の小さなレントゲン写真が、神経を取り除く治療の際に撮影したものです。

なかなかショッキングな写真ですよね。

 

この後、きっちりと神経の処置を終えて、

現在は、親知らずの抜歯も終わりました。

 

あとは、親知らずを抜いた後の穴がふさがるまでは、

仮歯をいれて歯ぐきの治癒を待つだけです。

 

残念ながら、大きくむし歯が進んでしまうと、

神経を取り除くための根っこの治療が必要になりますが、

しっかりとはじめの抜髄治療を行うことができれば、

ちゃんと歯を残すことができますし、特別に歯が弱くなってしまうこともありません。

 

この患者さんも、これまではあまり歯医者に通った経験はなかったようですが、

上の2カ所のむし歯以外にも、歯と歯の間に大きなむし歯がありました。

 

むし歯は痛みが出る、痛みが伴うと思っておられる方が多いですが、

意外にも、大人のむし歯はあまり痛みがでません。

 

痛みが出てからでは、神経の治療が必要になってしまったりすることも

少なくありません。

 

やはり、

定期的なチェックに歯医者さんへ通うことをおすすめします!

 

親知らずのトラブルが出やすい年齢を考えると、

卒業前の学生の方や就職を控えた方は、

充実した春を迎える前に、親知らずのチェックやむし歯のチェックのために

一度、歯科医院へ行かれることをおすすめします!