『顎関節症』って、どんな病気?(PART1)

副院長の上原行博です。

急に気温が下がりましたが、体調いかがでしょうか?

前回のブログで少し書かせていただきましたが、今日は『顎関節症』について

書かせていただきたいと思います。

 

日常生活の中で…

「朝起きたときに口を開けようとするとあごが痛む」

「食事中にあごが引っかかって開きにくくなる」

こんな経験をされたことはありませんか?

 

もしそんな経験をされた方でも、すぐに症状がなくなったり、

軽い症状で気がつくと治ってしまっていた、

こんなかたちで、通院しなくても自然と改善してしまったので

そのままにされている方が意外に多いのではないでしょうか。

 

このように、顎関節症は、症状があっても時間経過とともに症状が軽くなったり、

消失したりと、自然治癒することがほとんどで、

どんどん悪化していくようなことはほとんどありません。

 

なかには、なかなか症状が改善しない方もおられますが、

治療しなくてもある程度まではあごの症状が改善することがわかっています。

 

 

 

では、ここから『顎関節症』について

項目にわけて説明させていただきます!

 

 

 

『顎関節症』になると、どんな症状が生じるのでしょうか?

 

①口が開きづらい(開口障害)

②口を開け閉めすると音がなる(関節雑音)

③口を開け閉めしたり、あごを動かすと痛い

 

①〜③のような症状が、『顎関節症』の典型的な症状です。

 

参考までに、日本顎関節学会と呼ばれる学会では、

顎関節症のタイプを下記のⅠ型〜Ⅳ型の4つに分類しています。

 

Ⅰ型;筋肉の障害によるもの

Ⅱ型;関節包や靭帯の障害によるもの

Ⅲ型;関節円板の障害によるもの

(Ⅲa;関節円板の復位を伴うもの、Ⅲb;関節円板の復位を伴わないもの)

Ⅳ型;骨の変形を伴うもの

 

顎関節症の患者さんで最も多いのは、

Ⅲ型の「関節円板の障害によるもの」であると言われています。

 

『関節円板』って、何?と聞こえてきそうですので、

あごの構造について簡単に説明させていただきます。

 

fig_q17_01.gif

顎関節の構造について

 

顎関節は、とても特徴的でユニークな関節

です。

 

顎関節は、耳の穴の1cmほど前にあり、

下顎の骨と頭の骨からなる関節で、

左右に1つずつあります。

 

肘や膝の関節も左右に1つずつですが、

骨は左右別々にあります。

 

 

顎関節は体の正中をまたいだ下顎骨1つで左右に1つずつの関節を持っています。

 

これによって、話す、食べるといったあごの複雑な動きを可能にしています。

 

 

例えば…、

 

大きく口を開けると

下顎頭と呼ばれる下顎の骨の部分が前下方に移動します。

 

ご自身で耳の穴の少し前に人差し指をあてながら、

大きく口を開けてみると、指先で顎の動きを感じることができますよ!

 

さらに、頭の骨の下面にある「下顎窩」と呼ばれるくぼみと、

「下顎頭」の間に『関節円板』があります。

 

やっと出てきました!!『関節円板』。

 

少し専門的になってきたんで、簡単に説明します。(もう少し、我慢して下さい…。)

 

『関節円板』は、下顎頭に付着していて、下顎頭が前方移動するときにも

一緒に前方へ移動しながら回転し、大きく開口することができます。

 

簡単に言えば、『関節円板』は、あごの骨のクッションの役目を果たしています。

 

(ちなみに、『関節円板』は骨ではないので、X線写真には写らず、

                        観察には、MRI撮影が必要です。)

 

つまり、この関節円板にずれが生じたために発症したのがⅢ型顎関節症です。

 

大雑把な言い方になりますが、口の開閉時に「カクカク」音がするのがⅢa型で、

その際に、痛みがなく、大きく口が開けられる場合はほとんど問題ありません。

 

Ⅲa型の約5%の方で、その後に音がなくなり、急に大きく口が開けられなくなってしまうのが、

Ⅲb型です。

 

下の絵がわかりやすいですかね!

 

関節円板.jpg

 

ここで大切なのは、

口の開け閉めの際に音がなっても、

痛みがなく、しっかりと

大きく開口できれば

治療の必要はありません。

 

音だけなら治療の必要は

         ありません!

 

 

音があっても、大抵の場合は症状は

それ以上悪化しません。

 

 

 

ある統計では、このような状態の方が約15%いると言われています。

 

僕自身も口を閉じる時に音がなりますが、今のところ全く問題ないですよ!

 

 

 

まだまだ、書く事がありそうなので、今日はこの辺で…。

 

途中になって、すいません。

 

すこし長くなったので、本日は、PART1とさせていただきます。

 

次回、PART2は、顎関節症を引き起こす要因と治療方法などについて

書きたいなあと思います。

 

最後までお付き合いいただいた方、本当にありがとうございます!!

 

よろしければ、PART2もよろしくお願いします。

初心忘るべからず!

副院長の上原行博です。

 

医院診療をお休みさせていただいている木曜は、月に2回ですが、

岸和田市民病院の歯科口腔外科で外来診療をさせていただいております。

大学からの出向で、あごの関節の専門外来を担当させていただいております。

『顎関節外来』と言い、あごが痛い、音がする、口が開きづらいなど、

あごの関節に症状のある方を診察させていただいております。

 

今日は、タイトルにあるように「初心忘るべからず!」と言う内容なんで、

あごの関節の症状や仕組みなど、いわゆる顎関節症についてのお話については、

また詳しく書かせていただきます。(次回以降にご期待下さい!!)

 

そういうことですので…

午後からの顎関節外来までの時間を使って、

午前中は、大阪市にある大学病院の口腔外科へ行ってまいりました!

最近のTVドラマなどでよく見かけることもあり、お医者さんの世界では、

研修医制度があることはご存知の方が多いと思いますが、

歯医者さんの世界にも研修医制度が存在しています。

厚生労働省のホームページでもみれますが、歯科医師臨床研修制度と言う名称で、

平成18年4月から必修化されました。

自分自身は、平成17 年3月に大阪歯科大学を卒業していますので、

実は必修化前最後の卒業でした。

しかしながら、卒業後の進路を考えて、現在の臨床研修制度と同様の研修内容で、

寝屋川市にある医療法人協仁会小松病院の歯科•口腔外科で1年間きっちり研修医として

勉強させていただきました。

 

小松病院では、歯科麻酔、口腔外科など、専門性の高い診療科の認定医や

専門医の先生のもと、本当に色々な経験をさせていただき、

また多くの事を学ばせていただきました。

1年間でしたが、卒業1年目をこの病院で研修できたことが、その後歯科医師として

進むべき自分のあり方に多くの影響を与えてくれたように思います。

 

小松病院での1年間で口腔外科に興味を持ち、

その後は、大阪歯科大学の口腔外科第1科に入局させていただきました。

 

大学病院では2年間勉強させていただきましたが、

その間、口腔がんと呼ばれる、舌がんなどのがんの手術、

交通事故やスポーツ外傷による顎の骨折の手術、

また、顎変形症と呼ばれる受け口や出っ歯、顎のゆがみを改善する手術など、

様々な手術を指導医や認定医の先生のもとで勉強させていただきました。

 

また、大学病院では多くの良き先輩歯科医師と出会い、仕事だけでなく、

お酒をのんだり、遊びに行ったりと、毎日が楽しく、充実した日々の連続でした。

 

さらに、2年の間には河内長野にある病院の歯科口腔外科で週に1度仕事を

させていただいたり、摂津市にあるダイキン工業の工場内の診療所で歯科治療を

させていただいたりと、様々なシーンで歯科医師として働かせていただく

機会を得ることもできました。

 

前置きが相当長くなりましたが、そんな大学病院へ行ってきました!!

 

現在も講座の専攻生として在籍させていただいているのですが、

後輩の先生方が頑張って働いている姿を目の当たりにすると、

自分の大学病院での卒後2•3年目の様子がたくさん思い出されてきました。

緊張しながら患者さんにレントゲンなどの画像を説明したり、手術の説明をしたり、

また、指導の先生に注意を受けたり、忙しくしている所に病棟や他の科の先生から

PHSがなったり(僕の時は、実はポケベルでした…)、昔を思い出すような光景の連続に

初心の大切さを自然と再認識させられました。

 

自分自身もはじめて親知らずの抜歯をひとりでやりきった時はこんな感じやったなあと

感じながら手術する姿を見ていると、これまで様々な場所で多くの患者さんを診療させて

いただいたからこその経験が、自分自身の現在につながっているという事を

忘れてはならないなと思いました。

 

毎日の診療であたりまえのように行っている基本的な事柄こそが、

最も大切で重要な部分であるということ。

改めて基本に立ち返って、また明日からの診療に望もうと考えた一日になりました。

 

何事も、『初心忘るべからず!』

 

明日からも頑張って診療させていただきます。

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充実した週末になりました!

久しぶりの更新になりますが、副院長の上原行博です。

 

土曜日が秋分の日だったこともあり、22•23日と連休をいただきました。

今日の午前は急患の方がおられたため、少しお仕事をした後、

お昼から服部緑地へ墓参りに行ってきました。

先祖代々の墓前に仕事、家族の近況について報告しに行ってきました。

 

そして、昨日の秋分の日は、新大阪で“フル矯正のススメ”を受講してきました!

 

一般の方にはなかなかわかりにくい事なんですが、矯正治療も

一般的な歯科治療もすべてこなせる先生って、実は少数しかいないもんなんです。

そんな中、講師をされていた峰先生は矯正の専門医でありながら、口腔外科でも

しっかりと勉強をつまれてきた先生で、矯正治療だけでなく親知らずの抜歯や

一般的な歯科治療もなんでもこなされる凄い先生なんです!

 

自分自身も専門は口腔外科なので、親知らずの抜歯などの口腔外科の治療や

一般的な歯科治療はバリバリと頑張ってやってきましたが、矯正歯科については、

前歯だけの部分的な矯正治療(上原歯科では、“プチ矯正”と呼ばせていただいてます)

を主に自分自身で治療させていただいてきました。

 

今後、歯並びでお困りの患者さんに対しても出来る限り上原歯科で治療できるように

なればと思いこの講習会に参加することにしました。

 

アドバンス的な部分もあり難しいところもありますが、プチ矯正の技術や知識を

フル活用しながら、上原歯科に来られる歯並びの気になる患者さんのお力になれるよう、

しっかり勉強してきます!!

 

このコースは、全4回コースなので、残り3回もきっちり勉強頑張ってきます!!

 

自分で出来る矯正治療はきっちり治療させていただきますし、難しい場合には、

近隣の矯正歯科の先生にご紹介させていただきます。

 

歯並びが気になる方は、なんでもご相談下さいね。

 

また、セミナー終わりに講師の峰先生とお酒を飲ませていただくことになり、

講習会では聞けないよう貴重なお話をお聞きできました。

5歳ほどしか変わらない若い先生なんですが、僕自身も先生のような

何でも出来る先生を目指して頑張らなければと思いました。

 

峰先生ありがとうございました。残りの講習会もよろしくお願いします。

 

少しあつい内容になってしまいましたが…。

 

長い残暑が続きましたが、ようやく秋らしい過ごしやすい気温になってきましたね。

急な気温の変化で、体調崩されないよう気おつけて下さいね。

では、あしたからも頑張って治療させていただきます!!

 

オフィスホワイトニング始めました。

この度、オフィスホワイトニングをリニューアルしました。

リニューアル記念として9月3日より、キャンペーン実施中!!

※オフィスホワイトニング

 通常価格           ¥15,750

 キャンペーン価格       ¥ 9,450

※デュアルホワイトニング

 通常価格           ¥42,000

 キャンペーン価格       ¥36,750

 

オフィスホワイトニングとは…

歯科医院にて行うホワイトニングです。1回の施術により歯を白くすることができます。

 

デュアルホワイトニングとは…

歯科医院にて行うホワイトニングと、

ご自宅で行うホワイトニング(ホームホワイトニング)を

組み合わせたものです。

 

※カウンセリングを行い、後日施術させていただきます。

是非、この機会にお試しください☆

9月の診療時間変更のお知らせ

9月になりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。

今月は、敬老の日、秋分の日と祝日が続くため、9月20日の木曜日は

診療させていただくこととなりました。

お間違えのないよう、歯のキャラクター.jpgよろしくお願いいたします。

9月20日(木)  9時30分 ~ 13時00分

         15時00分 ~ 20時00分 

院長の誕生日

昨日、8月31日は、院長の誕生日でした。

上原歯科の向かいにあるプチプランスさんのケーキでスタッフみんなでお祝いしました!

これからも、上原歯科をよろしくお願いいたします。RIMG0241.JPGのサムネール画像

夏期休診のお知らせ

誠に勝手ながら、当院では、下記の日程で夏期休診とさせていただきます。

皆様には、大変ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解いただきますよう

宜しくお願い申し上げます。

休診期間   8月9日(木)〜8月15日(水)

8月16日(木)より通常通りの診療とさせていただきます。

(通常、木曜は休診とさせていただいておりますが、

        16日(木)は20時まで診療させていただきます。